喪主の挨拶としては、通夜での挨拶と告別式での挨拶があります。喪主とは遺族の代表者です。喪主は1人とは限りませんので、家族が共同で喪主をつとめることもあります。以下は、喪主が挨拶をする際の一般的なポイントや例文となります。
通夜における喪主の挨拶
通夜は遺族や親しかった人が故人との別れを惜しみながら過ごす最後の場です。改まった場ではないので、挨拶もごく短めの簡単なもので構いません。挨拶のポイントとしては弔問にきてくれたことや香典をいただいたことへの感謝の言葉を中心に述べます。
喪主の挨拶例文
挨拶の基本的なスピーチ構成は以下のようになります。
- 御礼
- 生前の交誼(こうぎ)への感謝
- 通夜ぶるまいへの案内
- 結びの言葉
御礼
最初の挨拶ではまず故人とのと関係を明らかにするようにします。また、喪主に代わって挨拶する場合はその理由を添えるのを忘れないようにします。
- 本日はお忙しいところ、母恵子の通夜にご弔問賜り誠に有難うございます。
- 私は故○○の兄でございます。喪主○○が年少であるため、私が代わりまして挨拶を述べさせていただきます。
通夜ぶるまいへの案内
通夜のもてなしの用意がある場合は、故人との別れを惜しんでほしい旨を述べます。
- 別室にて粗宴をご用意させていただきましたので、皆様心おきなくご飲食ください。
- 生前の思い出話などをお聞かせいただきながら、父を見送らせていただければあり難く存じます。
- 心ばかりではございますが、別室に酒宴をご用意させていただきました。
告別式における喪主の挨拶
告別式では、忙しい中ご会葬いただいたことへの感謝を、喪主は挨拶で述べます。その際には故人の人となりや人生観などを述べるとさらに思いが伝わります。また、さしさわりのない程度で、故人の病名や死因などについても触れ、最後に遺族や親族への今後のお付き合いと支援をお願いします。
喪主の挨拶例文
挨拶の基本的なスピーチ構成は以下のようになります。
- 挨拶
- 生前の交誼への感謝
- 故人を偲ぶエピソード
- 結びの言葉
挨拶
生前に故人が受けた支援等についてお礼を述べる祭には、特定の人の名前をあげたり、特定の事例にふれてはいけません。あくまでも”皆様より”という姿勢で挨拶をします。
- 本日はお忙しいところ、○○の告別式に参列いただき、誠に有難うございます。
- 生前妻が数多くのご厚情を賜りました皆様に・・・
- 何かとお世話になり、またご指導いただきました皆様に・・・
故人を偲ぶエピソード
故人を偲ぶエピソードに関しては、その人柄を褒める言葉を使っても構いません。
- いつも子供や私のことを第一に考えてくれた優しい妻でした。
- 子供には厳しかった夫ですが、子供に教えるためにそれ以上自分に厳しい夫でした。
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