一周忌法要(法事)は年忌法要(法事)の一回目にあたります。一周忌法要(法事)を含んだ年忌法要(法事)は仏教だけでなく、神道やキリスト教にもあります。
一周忌法要(法事)
仏式、神式、キリスト教式の一周忌法要(法事)は以下のように執り行われます。
仏式の一周忌法要(法事)
仏教では死後四十九日までを忌中、死後一年までを喪中としています。喪に服すとは、「近親者が死去したとき、一定の期間日常の行いを慎み、家にこもって身を清める」ことです。よって、一周忌法要(法事)は喪明けの儀式でもあります。
一周忌法要(法事)は「祥月命日(死亡した月の命日)」です。この命日には仏前にお供え物をし、花を飾ります。信心深い家庭では僧侶に読経してもらいますが、人は招きません。また、一周忌法要(法事)では喪服を着用します。
神式の一周忌法要(法事)
神式の法要(法事)は「霊祭」と呼びます。仏式の一周忌法要(法事)に当たるのが「一年祭」になります。
一年祭までの霊祭は墓前で行いますが、一年祭を含む「年式祭」は自宅で行うのが一般的です。その際、神棚に洗米、塩、水、故人の好物、花などを供えます。
「一年祭」では神官にきてもらい、霊前で祭祀(さいし)を行って一同で玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。神官へのお礼は「御祭祀料(おさいしりょう)」「御礼」と表書きして渡します。また、別に車代も包みます。
キリスト教式の一周忌法要(法事)
キリスト教の場合はプロテスタントとカトリックによって違います。
プロテスタントの場合は、一年目の昇天記念日(仏教の祥月命日と同じ)に追悼式を行って故人を追悼するのが一般的です。牧師への謝礼は「記念献金」と表書きした白封筒に入れて献金します。額には決まりは無く、あくまで志となります。別途お礼として「御車代」を包む場合もあります。
カトリックの場合は、神父に依頼して教会聖堂で親類・知人とともに追悼ミサを行います。また、ミサの後は別室か自宅で茶話会を開いて故人を追悼します。神父への謝礼は「御ミサ料」「ミサ御礼」と表書きした白封筒に入れて献金します。額には決まりは無く、あくまで志となります。別途お礼として「御車代」を包む場合もあります。
年忌法要(法事)
年忌法要(法事)とは、忌明け後の百か日法要(法事)以降の年に一度行う法要(法事)をさします。
仏式の年忌法要(法事)
仏式の年忌法要(法事)は以下のようになります。
- 一周忌(1周年)
- 三回忌(2周年)
- 七回忌(6周年)
- 十三回忌(12周年)
- 三十三回忌(32周年)
- 五十回忌(49周年)
これらの年忌法要(法事)の中でも三回忌までが仏教では大事とされています。喪服も三回忌まで着用しますが、三回忌以降は平服に変わります。また、三回忌以降はお盆やお彼岸に墓参りする程度になってきます。
神式の年忌法要(法事)
神式では仏教の年忌法要(法事)にあたるのは「祖霊祭」と呼ばれるものになります。一年祭の後は、三年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭、四十年祭、五十年祭、百年祭というように執り行います。それ以降は百年ごとになります。
キリスト教の年忌法要(法事)
キリスト教の場合は昇天記念日が仏教の年忌法要(法事)に当たります。
プロテスタントの場合は、一年目、三年目、五年目の昇天記念日に追悼式を行って故人を追悼します。
カトリックの場合は、毎年11月を死者の月として、協会で追悼ミサが行われる習慣があります。このときは家族や親類が参列します。
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